【ヴィンテージ】カニとボンドでカニボンド(加筆修正版)

記事を書かないとヴィンテ鯖にお前の居場所ねえからな!!って脅されたので、

カニボンドとかFast Crabとか呼ばれてるデッキの話を少しだけします。

実践的な内容ではなくデッキに関しての説明が主なので、

どちらかというとヴィンテージに興味はあるけどプレイしていない方向けになります。

というか、本当は実践的な内容(相手に応じたサイドプランなど)を書きたいのですが、

そこまで場数を踏んでいないので軽く内容に触れる程度で許してください。

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《Fastbond》が解禁されてから、人類はアミュレットタイタンだの、

無限上陸だの色々と試していたのを目にしました。自分も試しました。

しかしまあ、アミュレットタイタンはダメだった。

環境について行けないというか間に合わないというか。チャオズ

 

そんなわけで終着点は土地単(Ziasbond、プリズンボンドなどと称される物)か、

カニボンドの二択なんじゃないかなってのが現状です。

 

そしてカニボンドの良いところは、上振れ1キルがある所です。

1キルすると気持ちいいし早くラウンド終わればたくさん休めてお得!!

 

勝ち手段は

・《Fastbond》+《面晶体のカニ》+手札に戻る土地何か

・《Fastbond》+《ハグラへの撤退》+手札に戻る土地何か

で相手のデッキを削り切るかライフを吸い切るかになります。

  

そこらへんを踏まえて、簡単に内容に触れてみます。

サンプル

1《Bayou》
4《Tropical Island》
2《Underground Sea》
2《溢れかえる岸辺》
2《霧深い雨林》
2《汚染された三角州》
2《沸騰する小湖》
4《雲の宮殿、朧宮》
1《ゴルガリの腐敗農場》
1《シミックの成長室》
1《Glacial Chasm》

4《面晶体のカニ

1《Ancestral Recall》
1《渦まく知識》
4《目くらまし》
1《狼狽の嵐》
3《意志の力》
1《噴出》
1《精神的つまづき》
1《神秘の教示者》
1《呪文貫き》
1《Demonic Consultation》
1《吸血の教示者》
1《輪作》

1《思案》
1《宝船の巡航》
1《悪魔の教示者》
1《ヨーグモスの意志》

2《交易路》
3《ハグラへの撤退》
4《Fastbond》

1《Black Lotus》
1《Mox Emerald》
1《Mox Jet》
1《Mox Sapphire》

 人によっては《Timetwister》が入ってたり、島ちょっと増やして《神秘の聖域》が入ってたり、

あとはカウンターの枚数など誤差程度の違いはありますが、概ねベースはだいたい同じだと思います。

 

■《雲の宮殿、朧宮》《ゴルガリの腐敗農場》《シミックの成長室》

自ら手札に戻ってくるので、《Fastbond》と合わせて無限上陸するための枠です。

朧宮は序盤の青マナソースとしても活躍するため4枚で問題ないでしょう。

たまーに伝説の土地だって事忘れて2枚並べるんで注意(いや本当にあるんですよ)

 

■《Glacial Chasm》 

累加アップキープでライフの支払いを求められるものの、ダメージを防ぐ土地。

《Fastbond》からのダメージがなくなるのでライフ1からでも勝てます。

 

■《面晶体のカニ

デッキの中核。《Fastbond》がなくても1ターン目に出したい。

除去とかカウンター合わせられるならそれはそれ。使わせたい気持ちの方が大きい。

1ターン生きてフェッチ→デュアランで6枚削るだけでも強い。

というか3枚削りゃ大抵強すぎるカード1枚は削れるんですよ。

強いカードしか入ってないフォーマットなので(若干の偏見込み)

 

■《交易路》

このデッキ使ってて最初にこのカードに辿り着いた人間は本物の天才だと思う。

全ての土地が《雲の宮殿、朧宮》と同じ起動型能力を得るに等しい。

自ら戻る手段を持たない土地しかなくても勝ちルートが生じるので天才。

 

■《ハグラへの撤退》

先程も書きましたが、カニに次ぐ勝ち手段です。

カニだけだと相手のデッキに《引き裂かれし永劫、エムラクール》などが入っていると止まったり、

自分のライフが減っていると削りきれなかったり、《夏の帳》で1ターン凌がれたりもするので、

ちょっと重いとは言え《ハグラへの撤退》は外せません。

 

■《Fastbond》

言わずもがなのルール破壊カード。ライフは減るけど無限上陸のお供。

序盤の加速出来るだけでも(ドロー呪文があれば)強い。

これか引き込むカードのどちらかが初手に欲しいですね。

  

■《ヨーグモスの意志》

このデッキは極端なまでにパーマネント(エンチャント)依存デッキです。

そして悲しいかな、環境には《活性の力》が存在しているため、

キーパーツが片っ端から割られてしまう可能性が大いにあります。

そうなった際に一気に巻き返せるこのカードは外せません。

それ以外にもカウンターで凌がれた後とかにも強いんで最高ですね。

 

■各種ドロー、チューター

説明の必要もないと思いますが、コンボパーツを引き込む必要があるので色々搭載。

特筆すべき点は《Demonic Consultation》を採用していることでしょうか。

パーツさえ揃えば勝てるデッキなので、1マナで引き込めるのは神がかってます。

《輪作》も実質チューター。大体は手札に帰る土地を持ってくる。

あるいはコンボ決まるけどライフがない時に《Glacial Chasm》を。

※デモコン積んでるからサイドに《研究室の偏執狂》積んでる狂人おるらしい。正気か?

※1/28追記。《タッサの信託者》出たから偏執狂じゃなくて信託者にしたらしいです。

 

■各種カウンター

土地戻しても痛くないので《目くらまし》が4枚積んであります。

が、島カウントがそこまで多くないので過信は禁物です。

《狼狽の嵐》《意志の力》《呪文貫き》あたりとの枚数バランスはお好みで。

 

 

ってな感じでヴィンテージやってる方にはわかり切った事しか書いてませんが、

ヴィンテージに興味のある方の心に少しでも届くと幸いです。

P9も5枚しか入ってないし優しい優しい!(優しくない)

 

実際これロータスMox抜きでも割と回るデッキです。

あるに越したことはないけど。あとアンリコだけは流石に抜けないけど。

なのでヴィンテージデビューにオススメ出来ます。割と真剣に。

 

やろう!ヴィンテージ!!